トキシラズ 銀鱗躍る 広尾・十勝港で初水揚げ
十勝港で水揚げされたトキシラズ
日本の200カイリ内の太平洋で始まった小型サケマス流し網漁で、広尾漁協所属の漁船1隻が25日早朝、十勝港に帰港し、トキシラズを初水揚げした。
トキシラズは秋に産卵を控えた回遊中のシロザケで、脂の乗りが良いため人気がある。この日帰港したのは、16日に出漁した第三十五幸永丸。
午前5時ごろから岸壁に接岸した漁船から、銀色のトキシラズを次々と運び出した。
漁業者の1人は「小ぶりが多めなので、今後に期待したい」と話していた。
サケ・マス流し網漁は2016年1月からロシア200カイリ内で禁止され、日本海域だけで行われている。漁期は7月7日まで。十勝管内では広尾漁協と大樹漁協の4隻が操業する予定で、残る3隻も今後出漁する。
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