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大樹ロケット打ち上げ失敗 発射後4秒 落下、炎上

 インターステラテクノロジズ(IST、大樹、稲川貴大社長)は30日午前5時半、町浜大樹の実験場から観測ロケットMOMO(モモ)2号機を打ち上げたが、発射後4秒で推力を失い、地表に落下して爆発、炎上した。IST関係者や見物客への被害はなかった。民間企業単独では初の高度100キロの宇宙空間到達を目指したが、かなわなかった。

打ち上げ直後に落下、炎上したMOMO2号機(30日午前5時半すぎ、IST提供)

 ロケットは無事に発射台を離れて上昇したように見えたが、何らかのトラブルでエンジンが停止。燃料のエタノールと液体酸素を満載して地表に落ちたため大きな爆発を起こした。

 約600メートル離れた司令所に約20人の社員や関係者がいたが、安全確保のため避難した。機体の破片は飛び散ったが、司令所や射点から1.5キロの立ち入り禁止区域外までは届いていないとの認識を示した。

 ISTは同日午前10時から町経済センターで記者会見を行い、稲川社長は「支援、協力をいただいた方々には申し訳ない。原因究明のためのデータは取れているので、チャレンジを続けたい」と話した。

 創業者の堀江貴文氏は「技術的なトラブルは一通りつぶしたが、今までにない失敗。3号機に向けた改善に全力投入できるようバックアップ体制を強化したい」と話した。3号機の打ち上げ時期は未定。

 昨年7月に打ち上げた1号機は高度20キロ手前にとどまり、2号機は今年4月に打ち上げを試みたが、不具合で延期していた。

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