海へ感謝「水納め」 水温17度 加茂水高魂見せる
鶴岡市の加茂水産高校恒例の「水納め」が1日、学校近くの加茂レインボービーチで行われた。1年生から3年生合わせて44人が参加。水温17度の海に入り「水高魂」を見せた。
海へ感謝の気持ちを伝えようと加茂水産が創立した1946(昭和21)年から続く伝統行事。例年5月1日に「水開き」を行い、航海実習やスキューバダイビング、船舶免許取得に向けた実技が安全にできるよう願っている。
この日は、日本海沖合でイカ漁とカニかご漁の実習をしている水産科海洋技術系2年生を除く生徒がレインボービーチに集合。水着姿になり、海に入って約20メートル区画を一泳ぎした。砂浜に上がった生徒は熱い麦茶を飲んだり、たき火で暖をとった。
阿部祐磨(ゆうま)さん(1年)=鶴岡二中出身=は「思ったより冷たくなかった。逆にちょうどいい感じ。来年も海に出て、いろんな実習を頑張りたい」と笑顔を見せた。

男子生徒に続いて「水納め」に臨む女子生徒
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