続々出荷 新鮮ブロッコリー 音更
出荷に向け作業が進む、JA木野選果場のブロッコリー
JA木野(清都善章組合長)でブロッコリーの出荷作業が進んでいる。10月中旬まで、道内をはじめ全国に向けて前年並みの1400トンを出荷する。
今年は日照量が多く、定期的な雨もあり、生育は良好。出荷作業は例年より1週間ほど早い5月末から始まった。JA木野では、おとふけ、士幌町の3JA83農家で音更町ブロッコリー運営協議会(貞広渉会長)を組織し、一元的に出荷している。道内主産地の一つで、品質への評価も高い。
JA木野の選果場ではパート職員が5班に分かれ、包丁で手際よく余分な茎や葉を落とし、鮮度維持のため氷とともに発泡スチロールの箱に詰め、コンテナに運び込んでいた。
ブロッコリーは九州、関東に続き、6月ごろから北海道などが産地となる。同JAでは8~9月に作業がピークを迎え、職員50人態勢で出荷する。JA木野青果課の宮脇浩治課長(36)は「自信を持って出せるブロッコリーになった。鮮度が高いので、さっとゆでて食べるのもおいしい」と話している。
関連記事
芽室に新たな観光コンテンツを 食や農業のモニターツアー実施
芽室町の新たな観光コンテンツの構築を目指したモニターツアーが24日、芽室町坂の上の「とかち芽室の百笑farm(ファーム)」で開かれた。町内で農業、飲食、観光業に携わる有志らを中心に企画。知り合い...
酒田港 基地港湾に指定
遊佐町沖、酒田市沖で進む洋上風力発電の事業化に向けて国土交通省は26日、酒田市の酒田港を港湾法に基づく「海洋再生可能エネルギー発電等拠点港湾(基地港湾)」に指定し、酒田港港湾管理者の吉村美栄子県知...
地元の歴史や名所歌う「今昔かるた」 埴生小・中の図書館ボランティアが制作..
「埴生祇園 1100年の古(いにしえ)より」。山陽小野田市埴生地区の歴史や文化、名所を歌った「埴生今昔かるた」が、埴生小・中(東原秀一校長、265人)の玄関奥の大階段に飾られ、児童や生徒たち...
「元気で大きくなって」 ウミガメ放流、児童ら見守る 奄美海洋展示館
鹿児島県奄美市名瀬の奄美海洋展示館は25日、飼育していた6歳のアオウミガメを放流した。2017年夏に大浜海浜公園でふ化後、陸で衰弱していたところを保護された個体。遠足で同館を訪れていた奄美小学...