ヒマワリ畑の迷路を作る種まき祭に参加し、種をまく親子連れら＝９日午前、のばれ岬

　石垣市桃里伊野田の、のばれ岬にヒマワリ畑の迷路を作ろうと、赤土流出防止とヒマワリ・百万本のブーゲンビリアを咲かせるプロジェクト（福本仁一実行委員長）は９日、ボランティアを募って同岬で種まき祭を開き、親子連れらが参加した。

　美しい眺望と景観を持つ同岬で、ヒマワリ畑やブーゲンビリア園を年中楽しめるようにしようと、福本委員長がことし５月にサトウキビ畑だった農地を購入してプロジェクトを実施。

　今回は約６３００平方㍍に５㌔分のヒマワリの種をまいた。参加者は絵馬の配布を受け、種をまいた場所に願い事を書いて設置した。２カ月半～３カ月ほどで開花する予定。

　絵馬に「絵描きになりたい」と将来の夢を書いた佐々木翠さん（９）は「ヒマワリ畑に種をまくのは初めて。迷路ができたらまた来たい」と話した。

　福本委員長は「ゆくゆくは遊具や神社なども建てて島内の観光名所にしたい」と意気込みを語った。 　種まきの後は野外ライブや海岸清掃も行われた。種まき祭は10日まで行われる。