「美しい森になれ」と願い 八峰町八森の大獄平にブナ285本植樹
豊かな森になるよう願いを込めてブナの苗木を植樹(八峰町八森で)
八峰町のNPO法人白神ネイチャー協会(山崎典康会長)の植樹ボランティアは6日、同町八森の大嶽平で行われた。青空の下、県内外から参加した約100人が大きく育つよう願いながらブナの苗木を植えた。
植樹ボランティアは白神山地周辺のブナの森づくり活動を通じ、世界遺産地域の保全を図ることなどを目的に平成12年から行われ、今回で25回目を迎えた。
今年はブナの苗木285本を用意。運営スタッフのほかNTT東日本秋田支店、イオン東北系列の店舗でつくる「イオンチアーズクラブ」、東京農業大などから参加した。
同町八森のあきた白神体験センターで開会式が行われ、山崎会長は「25年間、場所を変えて行ってきたが、一つだけ変わっていないことは1人が植える苗木の数。木を三つ植えて森をつくるという意味を込め、1人3本植えてきた。きょうも楽しい時間を過ごしてほしい」と呼び掛けた。
この後、参加者はバスで植樹場所に移動し、豊かな森になるよう願いを込めて苗木を1本ずつ丁寧に植えた。目印となる標柱に名前のほか「大きく成長してね」「美しい森になれ」などというメッセージを記した。
植樹後は同センターに戻り、能代市のフュージョンポップスバンド・EOSの演奏を楽しんだ。
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