八峰町八森のJR五能線あきた白神駅の観光駅長に委嘱状を交付

　JR秋田支社は2日、八峰町八森の五能線あきた白神駅の観光駅長に同町八森の菊地笑美子さん（57）と山内香澄さん（29）を選び委嘱状を交付。「駅の顔」として観光案内や駅のイメージアップに貢献してほしいと期待した。
　観光駅長は毎年度、国道101号を挟んで向かいにあるハタハタ館の従業員に委嘱している。駅に併設されている町緑地等管理中央センターに勤務し、リゾートしらかみの出迎えや見送り、切符の発券、観光案内に対応。任期は1年間で、菊地さんは平成20年度、山内さんは令和2年度から活動している。
　この日はあきた白神駅で委嘱状交付式が行われ、東能代統括センターの松田勲所長が2人に委嘱状を手渡した。菊地さんは「北の玄関口として地域の魅力を丁寧に伝えていきたい」、山内さんは「ハタハタ館などの施設や景色をPRしたい」と意気込みを語った。
　委嘱状を交付した後、駅のホームに立って下りのリゾートしらかみ1号の到着を出迎え、出発を見送った。