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センバツの応援団、豊川高が優秀賞

 健大高崎(群馬)が初の頂点に立った「第96回選抜高校野球大会(センバツ)」の応援団賞が3月31日の閉会式で発表され、豊川が優秀賞を獲得した。生徒や保護者ら約1600人の応援団をリードした小林眞瑛、太田亘哉両教諭と、野球部選手で団長の吉田柊晴さん(3年)が喜びを語った。

えんじに染まったアルプススタンド

 豊川は1回戦で阿南光に4対11で敗れたが、地元応援団は一塁アルプスをスクールカラーのえんじに染め、声援を送った。小林教諭は「最後まで教諭も一緒になって声を出して、誰一人あきらめずに応援できたことがうれしかった」と振り返る。

 センバツに向け、ほぼすべての応援歌を見直した。「内輪だけでなく、初めて参加する地域の人や在校生にとっても、盛り上がる応援にしたかった」と太田教諭。バスケ部やサッカー部の応援を参考に、他部活の教諭らと協力して「Vロード」や「第ゼロ感」など10曲を考案。3月上旬から吹奏楽部の軽快な音楽に合わせ、全校生徒で振り付けを練習した。

 今回の受賞に太田教諭は「豊川高が全国に知られるきっかけになったし、一体となった応援が認められて誇りに思う」と笑顔をみせた。

 団長の吉田さんは、新チームになって長谷川裕記監督や武市啓志監督に指名された。この時点で、メンバー入りの夢を逃し「ずっと目指していたので正直切り替えられなかった。だけど、みんなのためにやるしかないと思った」と複雑な心境を明かした。受賞には「先生ら周りの人に支えられて取れた賞だと思う。素直にうれしい」と語った。

応援団長の吉田さん

 出場32校の1回戦が対象。応援団賞は、新型コロナウイルス禍で5年ぶりの選出となった。最優秀賞には初出場の耐久(和歌山)、優秀賞には別海(北海道)、田辺(和歌山)も選ばれた。

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