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伝統の「送り節」で見送り 教職員との別れ惜しむ 宇検村田検

異動で転出する三谷芳大教諭らを「送り節」で見送る住民=27日、鹿児島県宇検村田検

 ハレ おこれーこーれーおーこーれーよー はーまーしょうがーあでおーこーれー(送ろう 送ろう 浜まで送りましょう)。

 鹿児島県宇検村田検集落で27日、春の人事異動で集落(シマ)を離れる教職員の出発式があり、教え子や住民らは別れの唄である「送り節」を歌いながら別れを惜しんだ。

 同集落では、交通手段が船だった時代から集落を去る人を見送るために船着き場(現バス停)に集まり、「送り節」を住民総出で歌う風習が残る。「田検とどろき会」(峯幸子会長、会員11人)が唄の保存活動を行っており、月1回、田検中学校で教えている。

 今春、集落を旅立つのは同中学校で5年間勤務した三谷芳大教諭(54)の家族4人。 三谷教諭は別れのあいさつで「送り節は、送る側の時は『いってらっしゃい』という唄だと思っていたが、送られる側になって聞くと『また戻ってきなさい』という意味を強く感じる。また皆さんとお会いできることを願う」と語り、チヂン(太鼓)のリズムに乗せた「送り節」が響く中、思い出の集落を後にした。

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