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長野日報社

春色ストール集大成 シルクおかや次世代担い手育成プログラム 長野県岡谷市

育てた蚕の絹糸を使ったストール作りを体験する受講者とスタッフ

 養蚕から製品化まで体験する岡谷蚕糸博物館(長野県岡谷市)の「シルクおかや次世代担い手育成プログラム」の最終講座が24日、同市中央町の岡谷絹工房で開かれた。4月から始まった一連のプログラムの集大成として、育てた蚕の絹糸を使い、機で織り上げたストールを仕上げた。

 市が進める岡谷シルク推進事業の一環で、蚕糸業の歴史を学び、体験する場を提供することで、岡谷シルクの将来を支える人材を養成するプログラム。今年度は県内外から20~50代の8人が受講。市内の三沢区民農園で桑畑の手入れと春蚕の飼育、宮坂製糸所での糸繰り体験、同工房で桜の枝を使ったシルクの染色と機織りを体験してきた。

 この日は、2月から織り上げてきた淡いピンク色のシルクストールを広げ、長さ160センチ、幅30センチにそれぞれ裁断。参加者は1人1枚ずつ手にし、両端がほどけないように房飾りを取り付けた。

 参加した自営業の二宮美香さん(46)=木曽郡上松町=は「美しすぎて使うのがもったいない気持ちもあるが、経年変化による手触りを楽しみたい」。今後は「家でもシルクの作品を制作できたら」と意欲を見せた。

 同館の髙林千幸館長(73)は「体験した一連の過程の中から興味のある分野に進み、新たな担い手につながれば」と期待を寄せた。

 プログラム担当の市ブランド推進室によると、完成したストールは同館で展示する計画。

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