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長野日報社

端午の節句商戦本格化 日本人形専門店連なる高砂通り 長野県松本市中央

端午の節句に向け鎧兜飾りなどが並ぶ店内=松本市の林人形工房

 日本人形の専門店が軒を連ねる長野県松本市中央の高砂通りで、端午の節句に向けた商戦が早くも本格化している。男児の健やかな成長を願う人形や鎧兜の飾りなどを求めて諏訪、上伊那地方からも多くの客が訪れている。このうち檜皮屋・林人形工房(林真社長)では先月から来店客が増え始め、伝統工芸士が手掛ける木目込みの大将人形や美術甲冑と評される本格的な鎧兜飾りが人気を集めているという。

 同店は、創作木目込み人形作家の二代目石川潤平、弟・石川佳正の「おぼこ大将」「幼大将」、甲冑作家・力石甲人の四代目女流職人の鎧兜飾りなどを主に取り扱っている。いずれも「素材、制作工程ともに本物にこだわり、すべての角度からも完璧な造形美」(水城雄貴副社長)といい、「初節句から99歳の白寿まで生涯、多世代にわたって飾り、感動を覚えてもらえる」と売り込んでいる。

 近年は若い子育て世代の住宅事情もあって内飾り、かつコンパクトな大きさが主流。人形飾りは愛らしくもたくましい表情と姿から女性に人気が高い。兜飾りは、びょうぶや弓矢、刀剣など脇飾りを添えずに精緻な美しさを引き立たせる「一品飾り」の新たな提案もしている。塩尻市内から訪れた夫妻は「半年前に生まれた孫に上質な、いい飾りを贈ってあげたい」と熱心に選んでいた。

 石川氏の人形は約40点を扱っており、販売価格は5万~50万円。力石氏の鎧兜は約60点で、販売価格は12万~100万円。商戦は来月上旬までがピークと見込み、30、31の両日は午前10時から夕方まで二代目石川潤平氏を招き実演解説イベントを行い、伝統技の魅力を紹介する。

 同店の営業時間は午前10時~午後6時。5月5日まで無休。問い合わせは同店(電話0263・32・4678)へ。

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