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豊橋の平松食品と濱金商店のつくだ煮が水産庁長官賞

 三河つくだ煮の製造販売で知られる豊橋市の「平松食品」(梅薮町)と「濱金商店」(下五井町)の2社が、22日に大阪市内で開かれる「第67回全国水産加工たべもの展」の水産庁長官賞に選ばれた。

 水産加工食品の各業界団体でつくる運営委員会が隔年で開く。水産ねり製品、水産物つくだ煮、加工昆布など4部門に全国から812点が出品された。書類選考などを経て2月21日の最終選考で各部門の農林水産大臣賞1点と長官賞4点などが決まった。両社は水産物つくだ煮部門の283点から選ばれた。

 平松食品は新商品「本まぐろ煮」で前回に続き長官賞。魚の煮崩れを防ぐ伝統の「竹籠製法」で希少部位の尾肉を炊き上げた。旨味が濃く、コラーゲンが豊富。

 平松大地専務は「つくだ煮の新たな楽しみ方を模索し、新商品開発を積極的に続けている。製品開発の成果として連続の受賞につながったと思う」と手応えを示した。

平松食品の「本まぐろ煮」(提供)

 濱金商店の「滋味袋 大葉あさり」は、既存商品「大葉ちりめん」から派生した新商品。生産量日本一の市内産の大葉を一緒に炊き込み、さわやかな風味に仕上げた。受賞は2001年の府知事賞以来。

 高坂悠太社長は「地元を代表する大葉とあさりを生かし、社員も率先して開発に関わった。会社を受け継ぎ2年、当代の代表作ができた。東三河から若者にも支持されるつくだ煮を発信したい」と喜んだ。

濱金商店の「滋味袋 大葉あさり」(同)

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