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長野日報社

御神渡り観察「明けの海」 八剱神社で注進奉告祭 長野県諏訪市

しめ縄のたき上げを見守る今季の御神渡り観察の参加者

 御神渡り(御渡り)の判定と神事をつかさどる八剱神社は17日、今季の諏訪湖観察の結果を奉告する神事「注進奉告祭」を長野県諏訪市小和田の同神社境内で執り行った。宮坂清宮司が今季は御神渡りができない「明けの海」となったことを神前に伝えた後、拝観式で使う予定だったしめ縄をたき上げた。氏子総代ら約40人が参列。3年間の任期で最後となる務めを果たし、どこか晴れやかな表情でたなびく煙を見つめていた。

 宮坂宮司は神前で、1945年の観測開始以降、5番目の暖かさとなった今季の観察を振り返ってから、「明けの海にして御渡無御座候(みわたりござなくそうろう)なり」などと奉告。神事後のあいさつでは、「今年は寒くない冬だったの一言に尽きる」とまとめ、「気候変動や温暖化の影響を感じざるを得ない」と述べた。

 その上で国際環境NGOグリーンピース・ジャパン(東京都港区)が昨年7月に諏訪市内で撮影した映像作品「御渡り」が、タイ・バンコクで現在実施している、気候変動の認知を広げることを目的とした映画祭のコンペティション部門に選ばれたことにも触れ、「御神渡りの可否が世界的にも注目され始めているのでは」などと結んだ。

 大久保一大総代(73)は「任期中一度も御神渡りができなかったのは残念だ。この思いは次の総代たちに託し、拝観式ができればぜひ参加したい」などと述べた。今月から大総代を担当する岡崎広幸さん(62)は「先人の伝統を受け継ぎ、自然に身を任せながら湖の様子を見守っていきたい」と意気込んでいた。

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