
凍結した湖上の露天風呂を楽しむ来場者
結氷した白銀の湖上にイグルーなどが建つ、しかりべつ湖コタン(実行委主催)が27日、開幕した。早速、国内外の観光客らが訪れ、然別湖の冬を楽しんでいた。
コタンは、同湖の雪と氷で造ったイグルーやアイスバー、チャペルなど“集落”が登場する。1980年に若者のアイデアで始まり鹿追の風物詩となった。実行委やボランティア、陸上自衛隊鹿追駐屯地の隊員らが設営している。
氷上露天風呂や足湯もあり、開場と同時に楽しむ人も。家族で訪れた横浜市の女子児童(6年)は夏に訪れたこともあり、「冬の然別湖も白くてきれい。足湯も気持ちが良かった」と話していた。
前日の26日午後には同所で、関係者100人が参加して開村式が開かれた。井上貴生実行委員長は「世界に誇れるイベント。多くの人に楽しんでもらいたい」と話していた。
3月10日までの予定で、開場時間は午前9時~午後8時。小学生以上の入場には協賛金(1人500円)の協力を呼び掛けている。問い合わせは、実行委事務局(然別湖ネイチャーセンター内、0156・69・8181)へ。
関連記事
100周年電車など「最後の雄姿」 豊鉄が記念撮影会
豊橋鉄道は16日、グループ100周年メモリアル撮影会を豊橋市鍵田町の豊鉄バス鍵田待機場で開いた。鉄道ファンが、100周年ラッピング車両の最後の姿を撮影した。 グループは昨年3月15日の「10...
企業人が自社の取り組み紹介 長野県伊那市で「学生☆若者ローカルラボ」
長野県伊那市は16日、やりたいことを実現した市内の企業人が自社の取り組みを紹介する「学生☆若者ローカルラボ」を同市荒井の産業と若者が息づく拠点施設・alllaで行った。中高生と大学生、20代の若者など...
開業6周年でイベント 下地島空港ターミナル 出店、舞台盛況 SAMCO
下地島エアポートマネジメント(SAMCO、鶴見弘一社長)は15日、運営するみやこ下地島空港ターミナルの開業6周年記念イベント(共催・しもじ島そらの協力会)を開催した。航空会社や関連団体によるPRブ...
海びらき 安全を願う 夏の訪れ 西表から宣言
「日本最南端!八重山の海びらき2025in西表島」(八重山ビジターズビューロー主催)が15日、竹富町西表島のトゥドゥマリ浜と中野わいわいホールで開催された。日本最南西端に位置する豊かな八重山諸島の海...