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北羽新報社

1千個の光 街照らす 「のしろまち灯り」開催

ぬくもりあふれる灯りが来場者を楽しませた「のしろまち灯り」

 第24回のしろまち灯(あか)りは16日夜、能代市の畠町通り周辺で開かれた。木都・能代らしさや環境を意識した約1千個の灯りが各個店や公共施設などにともされ、ぬくもりと美しさを演出。生き物の影絵の灯りを探すウオークラリーや、温かいグルメ販売なども行われ、多くの来場者を楽しませた。

 まち灯りは、中心市街地のにぎわい創出につなげようと平成19年から開催。主催は商店主や市民団体など22人でつくる実行委員会(能登祐子実行委員長)で、実行委員や市民、能代支援学校の生徒などが灯りを作ってきた。
 灯りは、秋田杉の間伐材や使用済みのろうそくを活用した定番「スギ灯り」、秋田杉の「傘杉」、小割材の「小割灯り」、杉の廃材を使った「杉シャッポ」、生き物をデザインした「影絵灯り」、牛乳パックで作った「ミルキーキャンドル」など13種類約1千個。畠町通りの各店舗や市中央公民館、能代図書館など25カ所ほどに配置され、午後5時ごろに点灯された。冬本番の寒さが増す街なかに、きれいな灯りが広がり、ぬくもりを醸し出した。
 雨に見舞われてあいにくの天気となったものの、家族連れなどが足を運び、5カ所の拠点で配布された「つるし灯り」を持って街を散策。各会場の灯りを「きれい」と見詰めたり家族で写真を撮ったりして楽しんだ。
 影絵ウオークラリーは、影絵灯りを各店で探す内容で、子どもたちが挑戦し「あった!」と笑顔。チラシに生き物の名前を書き込み、10カ所以上クリアした人には菓子を贈った。
 ときめ木マルシェ会場の上町通りでは各種催しや物販が行われ、キッチンカーや屋台でハワイ料理やだまこ鍋などを販売。来場者が冷えた体を温めた。また、杉のクリスマスツリーにオーナメントを飾り付ける体験や手作り雑貨の販売、餅つきなども展開され、来場者と出店者が楽しい時間を共有した。
 今回は昨年に続いてにぎわい創出イベント「のしろいち」(能代駅前商店会主催)と同時開催したとあり、二つのイベントをはしごして楽しむ住民の姿も多かった。

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