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北羽新報社

秋田杉の酒樽作りピーク 能代製樽

木づちの音を響かせて酒樽を作る職人(能代市後谷地の能代製樽で)

 新春に向け、秋田杉を使った酒樽(たる)作りがピークを迎えている。能代市後谷地の能代製樽(畠次郎代表取締役)では、職人が木づちの音を響かせながら作業に取り組んでいる。
 木の香りが漂う作業場では、30~50代の職人4人が作業。畠代表らが職人をサポートし、酒樽作りを進めている。
 酒樽には樹齢90~100年ほどの秋田杉の板を使用。作業は杉板を組み合わせて樽型にしてから竹のたがをはめ込み、木づちで打って締めるというもので、隙間なく板を接合し、熟練の技術で作られた酒樽は1滴の酒も漏らすことはない。
 1日当たり1斗(10升=18㍑)、2斗、4斗樽を40~50個ほど製作。作業場では職人たちが「コン、コン」と木づちを振るう音を響かせながら作業を進めている。
 畠健男専務取締役は「今年は新型コロナウイルスが5類に移行され、需要が回復してきたが、コロナ禍以前の状況に戻るのは難しいと思う。今後も酒樽を売り込んでいくためには付加価値が必要で、新たな製品開発に取り組んでいく」と話していた。

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