アーチ型電飾の近くには“桜色の扉”も置かれている
三種町の森岳温泉街でイルミネーションが点灯し、多彩な電飾が入湯客や来訪者を楽しませている。森岳温泉街で営業する飲食店や宿泊施設などの関係者でつくる「森岳温泉活性化協力会」(石井雄大会長)が初めて企画。「森岳温泉街に足を運んで」と呼び掛けている。点灯は27日まで。
イルミネーションが施されているのは「カッパの足湯」近くの私有地で、所有者の協力を得て設置し、1日に点灯を開始した。
アーチ型電飾(長さ約10・8㍍、高さ約2・7㍍、幅約2・4㍍)やツリー型電飾(高さ約4㍍)、ボール型電飾も置かれ、華やかに光っている。
今年の春以降、町内の観光名所などにお目見えしてきた国民的人気アニメの「ひみつ道具」である“桜色の扉”も登場し、記念撮影の機会を提供している。
また、近くの分湯場では「竹あかり」がともる。竹あかりは、竹の表面に穴を開けてデザインを施し内部に発光ダイオードを入れたもので、分湯場に描かれるジュンサイ摘みの画が浮かび上がる。竹あかりは、近年の砂の祭典「サンドクラフトinみたね」で釜谷浜海水浴場を演出しており、冬の森岳温泉街でまた違った雰囲気を見せている。
イルミネーションの点灯に合わせて町観光協会は、23日午前10時から午後3時まで「足湯カフェ」を開催する計画を立てている。おはぎと甘酒を約100セット限定で無料で振る舞うほか、コーヒーや紅茶、ココアなどあたたかい飲み物も販売する予定。
石井会長は「森岳温泉街を訪れ、イルミネーションを見て、SNS(インターネット交流サイト)などで発信してほしい。ぜひ、温泉や飲食店にも立ち寄ってもらいたい」と誘客を図っている。
イルミネーションの点灯時間は午後5時~9時。
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