３１日のハロウィーンを前に、ときわ遊園地で２９日、「ハロウィンデー」が行われた。晴れ渡る秋空の下、仮装した子どもたちがあちらこちらで見られ、ステージイベントも会場を盛り上げた。ときわ湖水ホールを会場とした第５回パルフェマーケットも同時開催され、常盤公園内は終日、多くの来園者でにぎわった。

ときわ遊園地、仮装やステージイベント

　ハロウィンデーは、ときわ公園まつり実行委員会（会長・篠﨑圭二市長）が主催した。遊園地の所々にカボチャや悪魔といったハロウィーンの装飾を施して雰囲気を演出。子どもたちの仮装はアニメやディズニー映画のキャラクター、魔女などが目立った。

　「カッタ君ステージ」ではギターの弾き語りやダンス、マジックショーなどが行われ、仮装グッズやおもちゃが当たるビンゴ大会もあった。思い出づくりにと出張写真館も設置され、キッチンカーも並んだ。

　山根歩珠（あゆみ）さん（琴芝小１年）と侑季乃ちゃん（神原保育園年中）姉妹は頭に猫耳のカチューシャを着け、目元をフェースシールで飾って両親と共に来園。母親の亜矢子さん（３４）は「仮装がしたいと言うので連れてきた。楽しめているようで良かった」と喜んでいた。

ときわ湖水ホール、４年ぶりパルフェマーケット

　パルフェマーケットはハンドメード作品を通じてものづくりの魅力を広め、参加者同士の交流や地域文化の振興を図ろうと、同事務局（河上真紀代表）がコロナ禍を経て４年ぶりに開催。会場にはアクセサリーや布小物を中心に５０店舗が並び、多くの人が手に取って品定めしていた。

　パンと焼き菓子は八つのブースが軒を連ね、同ホール前では５台のキッチンカーが飲食を提供した。ストリートイベントとして長州南蛮連が勢いのあるよさこい演舞を披露し、消防職・団員によるウベファイヤーミュージッククラブが管楽器を演奏した。

　河上代表は「多くの人に来場してもらい、売る人も買う人も楽しめているようで安心した。これからも続けていければ」と話した。