常盤通り（国道１９０号）で、ウオーカブル化の社会実験「ときわいこっと。」が行われている。２２日までの期間中、週末以外も健康づくりのイベントなどが開催されており、キッチンカーでの飲食とともに市民らを楽しませている。

　常盤通りのウオーカブル化は、歩道や副道を整備して「居心地がよく歩きたくなる」まちなかの形成を目指す取り組み。「ときわいこっと。」の開催は３年目で、キッズラップ前と中津瀬神社前、西京銀行宇部支店前、ボスティビルド前に、健康づくりやアーバンスポーツ、パレット遊具、水遊びなどが楽しめる空間を創出している。

　１２日は、西京銀行宇部支店前に設けられた人工芝のスペースで、ＹＩＣ学院の健康づくりイベント「まちなか保健室」が開かれた。作業療法士が講師となり、参加者の歩行速度やバランス能力を測定。通りを訪れた市民が立ち寄り、現在の自身の身体能力を知るとともに、健康について考えるきっかけにした。まちなか保健室は２０日午後１～３時にも開催する。

　イベントはこの他、はつらつ健幸ポイントの付与対象となるウオーキングなどがある。各イベントの開催日時や内容、キッチンカーの出店状況などは「ときわいこっと。」のホームページで確認できる。