プロバスケットボールＢ３山口パッツファイブの成田俊彦社長と選手ら１６人が４日、宇部市役所に篠﨑圭二市長を表敬訪問し、７日に迫った開幕への意気込みを語った。

　成田社長は「新シーズンは、新しいチーム名でスタートする。『リーグ１スピード感があり、速い展開のバスケができるチーム』をコンセプトに再編成した。多くの人に応援してもらえれば」と話し、具体的な目標としてプレーオフ進出とホーム開催権の獲得を掲げた。

　今季は新加入６人（うち外国籍３人）を含む１３人が登録。今季からヘッドコーチとの〝二刀流〟に挑む鮫島和人選手は「力を持った選手がそろっているので、毎試合ヒーローが変わるチームにしていきたい。チームで戦う姿をブースターの皆さんに見てほしい」と力を込めた。

　篠﨑市長は「バスケットボールチームがあるまちとして生まれて３年目。常盤通りには皆さんの旗がなびいており、市民の注目も高まっていくだろう。パッツらしいスピード感がある攻撃を楽しみにしている」と期待を寄せた。

　開幕戦は７、８日にホームの俵田体育館で、しながわシティバスケットボールクラブと対戦する。同日は「宇部市民応援デー」として市内在住、在勤、在学者は２階自由席を通常より６００円安い特別価格で観戦できる。