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宇部日報社

ウオーカブル化への理解を 第3回まちづくりシンポジウム【宇部】

にぎわい創出、地価上昇など期待

 にぎわい宇部(藤村雄志社長)主催の「宇部まちづくりシンポジウム」は29日、文化会館で開かれた。約100人が参加し、基調講演やパネルディスカッションを通じて常盤通り(国道190号)のウオーカブル化と、それによるまちのにぎわい創出の可能性について理解を深めた。

 同社はこれまでのまちづくりに関する事業と併せて、2021年から新たにひとづくりや情報発信にも取り組んでいる。シンポジウムは昨年3月から開催しており3回目。今回のテーマは「ウオーカブルとまちづくり」で、山口大大学院創成科学研究科の鵤(いかるが)心治教授と、国土交通省まちづくり推進課の乃口智栄企画専門官が基調講演を行った。

 鵤教授は市のまちづくり関連計画の変遷をたどり、現在を「成熟してきている段階」と評価。産学官の協働体制は定着しつつあり、行政のさらなる支援や民間参入の誘導施策に期待するとした。また「ウオーカブルは基本的に、まちづくりの目標として理解することが必要」とし、計画策定などにおいても意識するよう呼び掛けた。

 乃口専門官は、東京都や愛媛県での先行事例を紹介。車道を活用して歩行空間を創出したことで、歩行者数の増加だけでなく、地価の上昇や放置自転車の減少にもつながった例もあるとして、参加者の期待感を高めた。

 パネルディスカッションでは、講演した2人と篠﨑圭二市長らが「ウオーカブルによるまちづくりの可能性」をテーマに意見を交えた。

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