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北羽新報社

日本一周の道中 能代の大雨被害へ寄付金集め Toyクリエイター野出さん

寄付金集めに取り組んでいる野出さん

 埼玉県飯能市のToyクリエイターで能代ふるさとPR大使の野出正和さん(57)が、能代市で7月に発生した大雨被害の支援に役立ててもらおうと、全国で工作の指導などを行う日本一周の旅の道中で寄付金集めに取り組んでいる。野出さんは「能代は第二のふるさとのよう。小さくても自分ができることをしたい」と話している。
 野出さんは今年4月に日本一周の旅を開始。シャボン玉が出る車で移動しながら3年がかりで全国を回る計画で、各地で親子への工作の指導や保育士への研修の講師などの活動を続けている。今月6日から19日まで能代市に滞在した。
 能代との縁は、6年半ほど前に木製おもちゃの開発を通じて平山はかり店(上町)と知り合ったことが始まり。その後、能代で工作教室を開いたり、イベントの「のしろまち灯(あか)り」でコロコロドミノ装置の製作に関わったりし、3年ほど前からPR大使に就任。飲食店に能代のクラフトビールを勧めるなど、「ことあるごとに能代の話をしている」という。
 能代の大雨被害を知り、寄付を思い立った。全国を巡りながら、硬貨がころころ転がる「カラクリ募金箱」で寄付金を集めるとともに、日本一周の交通費の足しにしようと作ったキーホルダー、ステッカーの売り上げを全額寄付に回す。インターネットの販売分を含め、15日現在で約2万円が集まっているという。年内いっぱい活動し、まとめて市に寄付する考え。
 これまでの能代での活動で、「能代の人の『能代愛』に打たれている」と野出さん。「大雨被害で困っている人の助けになれば。使い道は市に決めてもらうが、できれば子どもに関わるところがいいかなと思う。小さくても自分のできることをしたい」と話していた。

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