巣立ちして林内から開けた場所へ現れたカンムリワシの幼鳥＝7日午前、市内田んぼ

　きょう8日は二十四節気の一つ「白露」。まだまだ暑い日が続く八重山でも朝夕には気温が下がり、秋の訪れを感じさせるようになってきた。

　八重山地方は7日、気圧の谷の影響で曇りや雨の天気となり、日中の最高気温は石垣島で30・4度を観測したものの、各地で30度を下回った。

　石垣島と西表島では毎年、このころからカンムリワシの巣立ちが始まり、この日も市内の田んぼで親鳥とは違う、白い姿が美しい幼鳥の姿が確認された。

　石垣地方気象台によると8日は、気圧の谷の影響で曇りや雨の天気となり、所により雷を伴う見込み。

　沿岸の海域では、石垣島地方では波がやや高く、与那国島地方では多少波がある。