神島高生が「ウメェ弁当」を販売 地元飲食店が梅を使って開発
地元の飲食店が梅を使って開発した「ウメェ弁当」をアピールする神島高校の生徒(和歌山県田辺市文里2丁目で)
神島高校(和歌山県田辺市文里2丁目)の商品開発プロジェクト「神島屋」は8日午前10時半から、田辺市秋津町のJA紀南産直店「紀菜柑」で地元の飲食13店が梅を使って開発した「ウメェ弁当」を販売する。
神島屋は4年前から梅のPRと飲食店の応援を兼ねた「梅を食べようキャンペーン」を展開している。ここ数年梅の豊作が続いた一方、需要は減少しており、生産農家の現状は厳しいという。影響は加工や販売業者にも広がる。「ウメェ弁当を食べることが産地の応援にもなる」と呼びかける。
「ウメェ弁当」を提供するのは、フランス料理や中華、和食、焼き肉、居酒屋などさまざまな分野の飲食店。高校生が1店ずつ協力を依頼して、今回新たに3店が加わった。ウナギやハンバーグ、牛タン、ハンバーガーなどと梅が「共演」した個性派弁当がそろう。各店40食(1店のみ20食)、計500食を販売する。価格は500~千円(税込み)。
販売メンバーで3年生の中田遼太朗君は「がっつり系から女性受けしそうな『映える』弁当まで全部おいしそうで、お薦め。梅のおいしさを知ってもらうきっかけをつくりたい」と意気込む。
広報活動には写真共有アプリ「インスタグラム」のストーリー機能を使う。メンバーや同級生の協力を得て、7日午後8時に弁当の写真を一斉に投稿する。「インスタをジャックして、PRしたい」と話している。
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