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宇部日報社

国内一の〝早咲き〟リンドウ「西京の初夏」出荷ピーク【宇部】

 国内で最も早く咲くリンドウ「西京の初夏」の出荷が最盛期を迎え、気品を感じさせる濃い青紫色の花が涼しさを振りまいている。

 田中辰夫さん(74)=西岐波片倉=は、二俣瀬薬師堂にある約500平方㍍の畑で栽培。1年前に苗を植え付け、草丈は60~80㌢に成長した。先月末から出荷が始まり今がピーク。多い時で1日約500本を切り取り、下関市の花市場や地元のスーパー、道の駅に出荷している。

 「50年以上も花を栽培しているが、県の薦めもあり10年前からリンドウ作りに取り組んでいる。露地栽培で施設コストが掛からず、雑草対策と暑くなったら日よけを掛けてやるぐらいで比較的作りやすい」と田中さん。

 例年並みの出来具合で今シーズンは6月末までに5000~6000本を出荷予定。7月下旬から8月初めにかけては「西京の夏」を出荷。花付きが良い「西京の白露」の植え付けも済ませており、来年の秋に初めて出荷する。

 リンドウは東北地方など涼しい気候の地域で多く栽培されている。温暖な県内でも育てようと県農林総合技術センターが品種改良に着手。エゾリンドウの在来種の中から早期開花する系統を7年かけて選抜し2012年に品種登録した。普通のリンドウは盆の時期から花をつけるが、この品種は5月下旬から咲き始める。

 現在は西京シリーズ5品種を栽培している。県内では昨年度、生産者65人が作付面積2万7000平方㍍で19万本を生産した。

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