地元海産物を炭焼きで、岸壁炉ばたオープン【釧路】
釧路に初夏の訪れを告げる風物詩「岸壁炉ばた」が19日、釧路フィッシャーマンズワーフMOO(市錦町2)前の野外テントで始まった。オープンを待ちかねていた多くの地域住民や観光客らが、海からの夜風、炭焼きの熱気を感じながら、釧路の食を楽しんでいる。
釧路河畔開発公社が運営する同炉ばたは、釧路港の岸壁から、夕焼け空と幣舞橋を眺めながら地場産の野菜や海鮮の炭火焼きを楽しめる。会場は100席用意され、このうち50席が予約席となっている。
大型連休中のプレオープンを経て、この日の本格営業初日は午後5時に開店し、同6時ごろには家族連れや予約客で満席に。岸壁一帯には、炭火で焼かれた海鮮の香ばしい香りが立ちこめた。
東京から一人旅で来釧していた高木晴美さん(57)はツブ貝に舌鼓。「ガイドに紹介されて来た。海鮮もとてもおいしく、店員さんも元気で親切。とても良い雰囲気を楽しむことができた」と話した。
営業時間は午後5時~同9時で期間は10月31日まで。お盆期間(8月11~18日)と釧路大漁どんぱく期間中(10月14、15日)は予約不可となっている。
今シーズンの本格営業が始まった岸壁炉ばた
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