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児童らが稲刈り体験 タイ米収穫し、実りに感謝

炎天下、稲刈りに汗を流す平久保小学校の児童たち=29日午後、同校内の田んぼ

 平久保小学校(座間味玲子校長)の児童7人と教職員らが29日午後、校内の田んぼで、八重山農林高校環境工学部(金城紀香部長、部員13人)の生徒3人と黄金色に色づいたタイ米の稲を刈り取り、実りに感謝した。  平久保小の田んぼ(80平方メートル)は、八重農の教職員らが5月中旬ごろ、校内に造ったもので、整地や稲の苗の提供、田植えの指導などを行ってきた。  同部は川の流域に集中的に水田を造り、タイ米を有機栽培することで赤土の流出を防ぐとともに、付加価値が高い泡盛の生産とブランド化を目指すプロジェクトを行っており、稲刈りは活動の一環でもある。  この日は炎天下、児童らが鎌を片手に稲を刈り取り、束にして脱穀までを行った。今後は八重農が精米した後、カレーライスやチャーハンなどにして食べる計画という。  同部の鈴木颯一郎君(グリーンライフ科2年)は「水田から造り、うまくいくか不安だったが、学校側の管理がしっかりできていたことが今回の実りにつながったと思う。児童には生産者側の気持ちを感じてもらいたい」、仲間怜央(れお)君(同)は「食べ物がどういうふうに作られているのか少しでも分かってもらえたらうれしい。将来は八重農に来てほしい」と期待。  平久保小4年の多良間香恋さん(9)は「最初全然刈れなかったが、だんだん慣れて楽しくなった。チャーハンにして食べたい」と笑顔で語った。

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