サボテン、今年最初の花期 世界を旅する植物館【宇部】
ときわミュージアム「世界を旅する植物館」の花サボテンが、今年最初の花期を迎えた。とげをまとった茎の上にピンクや黄、赤など色とりどりのかれんな花が咲き、来館者の目を引いている。
同館では温室に約150種のサボテンを展示しいる。花を付けているのは南アメリカゾーンの15種150株ほどで、そのうち11種は前身の宇部常盤サボテンセンター時代にサボテンの育成に尽力した故・伊藤芳夫さんにより作出されたもの。ピンク色のグラデーションが美しい「幡桃丸(ばんとうまる)」や、同館スタッフが新たに交配した大きく色鮮やかな新品種など、同館でしか見ることのできないオリジナルの花サボテンも多く楽しめる。
サボテンの開花期間は2、3日と短いが、毎日バックヤードの鉢と入れ替えて、常時満開の鉢が見られるようにしている。植物管理スタッフの越智大吾さんは「ぱっと見の華やかさだけでなく、よく観察すると花弁の形や色の濃淡、花の付き方などが種類ごとに違って面白い。じっくりとサボテンの個性を楽しんでもらえたら」と話した。
関連記事
町制施行70周年で アイヌ民族ゆかりの物語をアニメに 白老
白老町の町制施行70周年記念事業の一環で、アイヌ民族ゆかりの物語3作品がアニメーションにされ、今秋、BSテレビの番組で全国放送される。事業を進めるのは「白老ふるさと昔話制作事業」実行委員会。実行委...
初の内航定期コンテナ航路 酒田港 10日開設 週1便 国内3港と結ぶ 地域経済の活..
酒田港(酒田市)と国内3港を結ぶ内航定期コンテナ航路が10日(金)に開設される。酒田港は現在、韓国、中国を結ぶ外航の定期コンテナ船が週2便運航しているが、内航の定期コンテナ航路は初めて。博多(福岡市...
「ひでちゃん」古希も挑戦 昼も営業開始 北の屋台経て20年 足寄
足寄町内の飲食店「北の大地 ひでちゃん」(南2、阿部ひで子店主)が4月27日、これまでの夕方以降の営業に加え、ランチ営業も始めた。足寄産の馬肉を使った名物「大トロ馬肉のうまか丼」のほか、ラワンブ...
西洋野菜30種栽培へ 8日「畑開き」仲間募る
茅野市の農業に従事する女性らでつくる団体の会長を務める有浦順子さん(68)=同市豊平=が今年度、新たな生産者団体を立ち上げ、付加価値の高い野菜の栽培提案や買い取り販売を行う市地域おこし協力隊の古田...