バイクで駆け抜けるアスリートらに声援を送る沿道の人たち=9日午前、石垣市大浜
晴天に恵まれた石垣島トライアスロン大会2023。島内を左回りに駆け抜けるバイクや南ぬ浜町内を往復するランコースの沿道では、親子連れや地域住民など大勢の人たちがパーランクーやメガホンを手に応援。「ガンバレー」「ファイトー」などと大きな声で声援を送り、長丁場のレースに挑むアスリートたちを後押し。参加者らは「ありがとう」「頑張るよー」などと笑顔で応じ、スピードアップ、フィニッシュゲートを目指した。
スイム終了地点では、石垣島アスリートクラブのメンバーらが水や経口水を配布しながらアスリートをサポート。完走を願ってエールを送った。
サザンゲート入り口付近では、スピードをあげてバイクで駆け降り、島内のコースへ飛び出していくアスリートを多くの人たちが見守った。
JAおきなわ大浜支店前では、息子夫婦の応援に駆け付けた生盛政代さんが「夫婦そろって走っていくところを応援できた。昨年より速いペースで練習の成果が出ているようだった。無事に完走できることを祈っている」と話した。孫の運道みさきさん(6)は「かっこよかった」と笑顔を見せた。
バレーボール・アカハチは部員を中心に約30人で応援。メガホンなどを手にして大浜集落を走るアスリートを後押し。キャプテンの田盛莉那さん(11)は「バイクのスピードが速くて驚いた。全員が完走できるように元気づける気持ちで応援している」と話した。
バイクコース一番の難所となる大里農道から於茂登に向かう県道87号の長い上り坂では、石垣市民吹奏楽団のメンバーが管楽器やドラムなどでアップテンポな曲を演奏。疲れを見せるアスリートたちを鼓舞した。
40㌔のバイクコースの終盤、市街地に戻ってきた参加者らは沿道の市民から声援を受けながらペダルを踏む足に力を込めた。
南ぬ浜町内を往復する最後のランでは、コースの両サイドから拍手が送られ、フィニッシュゲート付近では、家族やチームメートが最後の力を振り絞るアスリートの背中を押した。
関連記事
岡谷市で「シルクフェア」 ゴジラロケ地を巡るツアーも 長野県
製糸業で日本の近代化を支えた”シルク岡谷”の歴史に触れるイベント「2024シルクフェアinおかや」(実行委員会主催)が29日に開かれた。長野県岡谷市の岡谷蚕糸博物館など11施設を会場に、多くの家...
伊那谷の自然と文化満喫「フォトロゲ」 長野県内外から170人
地図に示されたチェックポイントをランニングや徒歩で回り、写真と得点を集めるフォトロゲイニングの大会「伊那クローバーフォトロゲ」が27、28の両日、長野県伊那市内であり、2日間で県内外から延べ約1...
迫力ある対戦満喫 GW初日にナイター闘牛大会
ゴールデンウィーク初日の27日夜、2024年春のナイター観光闘牛大会(八重山闘牛組合主催)が八重山闘牛場で行われ、地元闘牛ファンのほか多くの観光客が訪れ、迫力ある対戦を満喫した。 取組は10番。1...
高校生がフードドライブや絵本リユースなど企画 能代市でアースデイイベント
高校生が中心となり、地球環境を考えるイベント「第3回アースデイ能代2024~地球をえがおに~」は28日、能代市役所大会議室とさくら庭を会場に始まった。おもちゃや絵本の再利用、食料を必要としている...