まやのやかた 越沢寒ざらし三角そば 18日から今季営業スタート
「越沢寒ざらし三角そば」が出来ました―。鶴岡市越沢のそば処(どころ)「まやのやかた」が18日(土)から今季の営業をスタートする。恒例の寒ざらしそばは今年、約1000食分を準備。開店に合わせて提供を始める。
越沢地区の在来作物の越沢三角そばは、香り豊かでナッツ類のような風味が特徴で、県内外にもファンがいる。厳冬期にソバの実を流水に浸して風味を引き出す寒ざらしそばは、地元の生産組合が毎年仕込んでいる。今年も大寒から立春までの約2週間、摩耶山から流れる沢水に三角そばの実約160キロを浸し、その後1カ月間、寒風にさらした。こうした手間をかけた作業によってソバの余分なアクや渋みが抜け、甘みと風味が増して舌触りが良くなるという。
営業開始を前に11日、まやのやかたで地元住民や関係者らによる試食会を開催。「香り強くそばの風味が立ち、今年の寒ざらしもうまい」と好評だった。越沢三角そばは900円から、寒ざらしそばは1300円から(いずれも税込み)。営業は土日祝日だが、5人以上の事前予約があれば平日も営業する。
問い合わせは、まやのやかた=電0235(47)2430=へ。

今年の出来を確認した「越沢寒ざらし三角そば」の試食会。18日から提供が始まる=11日、「まやのやかた」
関連記事
紀南の自治体から職員続々 大雨被害の海南市を支援
6月2日から3日にかけての大雨で大きな被害を受けた和歌山県海南市を支援しようと、紀南の自治体が職員を派遣している。災害ごみの撤去など、復旧に向けた作業に当たった職員は「1週間たってもまだ爪痕が...
高校生ものづくりコン道ブロック大会、測量部門で苫小牧工高が最優秀賞
高校生が3人1チームで測量のスピードや正確さを競い合う第23回高校生ものづくりコンテスト北海道ブロック大会測量部門が8、9の両日、苫小牧工業高校で開かれた。道内8校による対戦で苫工のチームが最優秀...
互いの文化や生活 理解深める ポーランド・アダム大と公益大オンライン交流 イ..
ポーランド共和国で日本語を学ぶ学生と、東北公益文科大学(酒田市、神田直弥学長)の学生による交流会が7日、オンラインで行われ、学生たちが互いの国の文化や生活などについて理解を深め合った。公益大とポー...
ふたりぼっちパスポート 「1人分無料」12日発売 十勝
「十勝シーニックバイウェイトカプチ雄大空間」代表者会議(野村文吾代表)が企画する「ふたりぼっちパスポート」の販売・利用が12日からスタートする。加盟施設の対象商品・サービスを2人で利用すると1...