4000人のファンが詰めかけ3年ぶりに行われたアジアゲートウェイ交流戦＝11日午後、石垣市中央運動公園野球場

　石垣島でキャンプ中の千葉ロッテマリーンズは11日、石垣市中央運動公園野球場で台湾プロ野球チームの楽天モンキーズと3年ぶりの交流戦を行った。約4000人（主催者発表）と超満員の観客が見守る中、熱戦を繰り広げた結果、4―1で快勝した。12日も同球場で午後1時から行われる。

　先攻のロッテは二回、楽天の先発・陳冠宇から6番・佐藤都志也と7番・植田将太が出塁し、無死一、三塁。続く8番・村山亮介が左越えの適時二塁打で1点を先制した。9番・小川龍成は三振に倒れたものの、1番・藤原恭大の右前適時打で2者生還し3―0とした。

　その後、八回に1点を返されたロッテは続く九回、2番・西川僚祐の左二塁打と途中出場の4番・茶谷健太の右前適時打で4―1と突き放した。

　投げては先発左腕の秋山正雲が三回無失点の好投を見せたほか、四回からの佐藤奨真など登板した6人が楽天打線を1失点に抑え、交流戦初日を勝利で終えた。

千葉ロッテマリーンズ

　030000001｜4

　000000010｜1

楽天モンキーズ

（ロ）秋山正雲、佐藤奨真、東妻勇輔、小沼健太、永島田輝斗、中森俊介―植田将太 （楽）陳冠宇、陳克羿、林子崴、張梓軒、蘇俊羽、邱駿威―宋嘉翔 ▽二塁打　村山亮介、植田将太、平沢大河、西川僚祐（以上ロ）、成晉（楽）