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苫小牧産ホッキ貝22年連続水揚げ日本一

苫小牧市のホッキ貝漁獲量が22年連続日本一を達成した。市が独自にまとめた2021年の主要産地別統計に基づく結果。21年の苫小牧産ホッキ貝は前年比約9%増の867トンで、2位とは350トン以上の大差。苫小牧漁業協同組合(伊藤信孝組合長)は「今後も資源管理を徹底しながら漁を操業し、ホッキ貝を安定して出荷していく」と強調している。

22年連続水揚げ日本一の苫小牧ホッキ=昨年12月

 20日に市が発表した。市は道の水産統計に加え、道外ホッキ主要産地の青森、福島の統計を確認し、市町村別漁獲量の順位をまとめ、毎年この時期に公表している。苫小牧のホッキ貝は00年から漁獲量日本一を続けており、ランキングをブランド力のアピールにつなげている。

 今年の漁獲量上位は、2位が根室管内別海町(510トン)、3位が根室市(430トン)、4位が釧路管内白糠町(374トン)、5位が同浜中町(311トン)。道外は青森県の三沢市(268トン)、八戸市(181トン)が多かった。漁獲高も苫小牧が1位の約3億9300万円で、2位別海町の約2億4400万円の約1・6倍だった。

 日本一の継続は、苫小牧漁協による徹底した資源管理の成果。道の規則でホッキ貝の漁獲は殻長7・5センチ以上だが、同漁協は独自基準で9センチ以上と定め、ホッキ貝の成長を促している。移植放流など漁場改善で資源を安定化し、資源量に対する漁獲量も10%以上が乱獲とされるところ、同漁協は平年4%程度に抑制。それでも資源量拡大に伴って漁業者1人当たりの漁獲上限はこの3年間、8・2トン、9・2トン、10トンと右肩上がりとなっている。

 一方、20年以降は新型コロナウイルス感染拡大により、主に関東圏で飲食店需要が激減し、価格低迷の対策が急務となっている。同漁協は21年に水産エコラベル国際認証「マリン・エコ・ラベル(以下MEL)」のバージョン2を取得し、加工品を開発するなど新たな取り組みを繰り広げ、平均単価のV字回復を図ってきた。

 同漁協の赤澤一貴総務部長は「今後も漁価対策をしながら安定的に生産し、苫小牧産ホッキの可能性を広げたい」と意欲。今後は昨年12月に新発売したむき身の冷凍加工品「湯呑(ゆの)みのほっき貝」の販路拡大、MELを活用した輸出拡大を考えているが、「個人消費を増やすことが大事。地元の皆さんに日本一のホッキを食べ続けてもらえるよう取り組む」と意気込む。

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