
冬の風物詩となっている小斉の湯の氷瀑
1年の中で最も寒いとされる「大寒」を前に、長野県茅野市蓼科のビーナスライン沿いにある温泉施設「小斉の湯」の敷地内に今冬も巨大な氷瀑がお目見えした。日差しを浴びてアイスブルーにきらめき、訪れる人の目を楽しませている。
標高1250メートルの冬の寒さを利用した冬の演出。近くを流れる小斉川の湧き水を上流からパイプで引いて吹き上げさせた水しぶきが凍り付いてできる。昨シーズンまでは2本のパイプだったが今年は1本増やし、高さ9~5メートルの三つの氷の塊が並ぶ。温泉を訪れた人やスキー帰りの家族連れらが、幻想的な水色や迫力の大きさに見入っている。
夏は噴水にして涼を届け、冬は吹き出し口を変えて約20年続く。荻原高年社長(82)は「今冬は寒さが厳しく上々の出来。この時期では珍しい大雨で1メートルほど縮んだが、まだまだ成長する。楽しんで見てもらえたらうれしい」と話している。
関連記事
選ばれ続ける観光地に 富士見パノラマリゾートの 環境配慮型プロジェクトが本..
一般社団法人・富士見パノラマリゾート(長野県富士見町)は27日、スキー場内の落ち葉やレストランの食品残渣などで堆肥を作り、自社農園や山野草公園で活用する環境配慮型プロジェクトを本格始動させると...
「リゾートビュー諏訪湖」今年度初運行 長野-富士見駅間で
JR東日本長野支社は26日、臨時快速列車「リゾートビュー諏訪湖」を長野-富士見駅間で往復運行した。今年初めての運転。2時間停車した富士見駅(長野県富士見町)では町民が横断幕を掲げながら乗客を出...
定員制限を解除、家族連れら“探検” カゴメファーム富士見 長野県
5季目の営業が始まった長野県富士見町大平の「カゴメ野菜生活ファーム富士見」で、隣接するカゴメ富士見工場の工場見学ツアーが家族連れらに人気だ。昨季は新型コロナ対策で1回の定員を10人に制限したが...
モダンな空間で出来たての酒を 八峰町にブルワリー併設カフェオープン
八峰町八森の山本酒造店(山本友文社長)が国道101号沿いの同社敷地内に整備したブルワリー(醸造所)併設のカフェ「LABO and CAFE YAMAMOTO」が25日、本格オープンした。県内外から日本酒ファンが来...