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ダイオウイカ水揚げ 全長7㍍80㌢、重さ100㌔の大物 漁協関係者「非常に珍しい」

水揚げされた全長7㍍80㌢、重さ100㌔のダイオウイカと漁獲した大濵長壱朗船長(右)ら=5日午前、八重山漁協

 世界最大級の無脊椎動物といわれ、深海に生息するダイオウイカが5日、八重山漁協で水揚げされた。「勝丸」の大濵長壱朗船長(28)がソデイカ漁の最中に捕獲したもので、全長7㍍80㌢、重さ100㌔の大物。八漁協関係者によるとダイオウイカの水揚げは「非常に珍しい」といい、見物客らが巨大さに目を丸くしていた。

 大濵さんによると、4日夕方に多良間島南約30㌔の沖合で操業していたところ、深さ450㍍地点の仕掛けにかかったダイオウイカを発見。海面まで引き上げたときにはまだ生きており、かかったソデイカを捕食していたという。船員2人がかりで船へ乗せ、そのまま八漁協まで持ち帰り水揚げした。

 影の大きさから「最初はサメかと思った」という大濵さん。初のダイオウイカを前に「想像以上にでかい」と驚く一方「外れを引いた感じであまりうれしくはない」と笑った。

 沖縄美ら海水族館深海展示係の金子篤史係長によると、県内では今回のようにソデイカ漁の最中にダイオウイカが捕獲されるケースはあるが、海上でリリースされることが多いという。同館で標本展示している個体より全長で約1㍍、重さで37㌔上回っており、「このサイズで水揚げされることは珍しい」と語った。

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