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伝統の校歌 惜別の念込め斉唱 来年4月統合・吹浦小閉校式 148年の歴史に幕

 遊佐町内の他4小学校と来年4月に統合し、148年の歴史に終止符を打つ吹浦小(梶原勝校長)で19日、閉校式が行われた。全校児童73人と保護者、地域住民、現旧職員ら合わせて約200人が出席。1番から順に「吾(われ)ら山、川、海の子 吹浦の子」と結ばれる校歌を子どもたちが歌い、大人たちは惜別の念を込め心の中で斉唱した。

 1874(明治7)年に開校。児童数の増加などに伴い校舎の増築や校地の移転などを重ね2007年、鳥海ブルーラインそばの現在地に新校舎が完成した。昨年度までの卒業生は6400人余り。

 式典で時田博機町長は、鳥海山をはじめとする豊かな自然、縄文時代から続く歴史的な遺産など地域の学習を通して「古里を愛する心が着実に育まれてきた」、同校が初任地だったという梶原校長は「30年後に再び赴任したが、吹浦の人々の心の温かさは昔と全く変わっていない」と、それぞれ述べた。

 6年生の村上琴祢(ことね)さん(12)が児童代表の言葉。「吹浦小は皆さんのかけがえのない思い出がたくさん詰まった宝箱ではないでしょうか。最後の卒業生として誇らしさと感謝の気持ちでいっぱいです。ここに最高の学校があったことを心に刻みます」と話すと、会場から自然に拍手が巻き起こった。

 同町内では先月、高瀬、藤崎、蕨岡の各校で閉校式が行われた。残る遊佐小は12月3日に行い、全てで終了する。

コロナ対策のため椅子の間隔を空けマスクをした子どもたちが校歌を斉唱した

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