3年ぶり豊年祈願祭 和泊町国頭・岬神社 飲食や歌、踊り楽しむ
歌や踊りを楽しんだ岬神社の豊年祈願祭=9日、鹿児島県和泊町国頭
鹿児島県和泊町国頭の岬神社で9日、豊年祈願祭(岬神社を守る会主催)があった。住民約50人が参加。飲食や歌、踊りを楽しみ、豊作や地域の活性化を願った。
岬神社は島北部の海岸近くに位置する。ご神体の神石は家内安全や航海安全にご利益があるとして住民の信仰を集めている。祭りは現在では行われなくなった豊年祈願の年中行事「ミシチューマ」に変わる行事として始まり、新型コロナウイルス感染症の影響などで3年ぶりの開催となった。
会場では住民がシートを敷いて飲食を楽しむ中、音楽グループ「綾蝶會(あやはびる)」が沖永良部や沖縄の民謡を演奏。同グループの演奏に合わせ、エイサー同好会「舞勇Beat」が演舞を披露した。「永良部百合の花」では来場者が踊りの輪をつくり、一体となって盛り上がった。後半はカラオケを楽しんだ。
川間秀一会長(77)は「岬神社は字だけでなく、島の守り神としても大切にされている。今後も会員を増やし、字の役員と協力して活動を続けていきたい」と話した。
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