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長野日報社

来月30日まで「ねむの木学園」展 長野県下諏訪町のハーモ美術館

来場を呼び掛けるねむの木学園の本目俊光さん(左)と本目力さん=ハーモ美術館

 長野県下諏訪町のハーモ美術館ティーセントホールで、「ねむの木のこどもたちとまり子美術展 ~まり子先生”ありがとう”~」が開かれている。2020年3月に死去した歌手で女優の宮城まり子さんが設立した障がいのある子どものための養護施設「ねむの木学園」(静岡県掛川市)の入所者が制作した個性豊かな絵画や機織り機で作ったショールなど、約200点が並ぶ。9月30日まで。

 ねむの木学園は1968年に創設され、現在は緑豊かな自然に囲まれた環境の中、70人が教職員90人と生活している。学園では絵画や音楽、ダンスなど、感性を育てることを重視した教育を実施。入所者らが自分の思ったまま、感じたままに創作した作品は、国内外で開かれた展覧会で高く評価されている。

 同美術館では、入所者の自由に描いた絵が同美術館のコンセプト「芸術と素朴」に通じる部分があることから、95年と98年に同学園の美術展を開き好評だった。今回は宮城さん追悼の意も込めて企画。絵画を中心に、入所者60人がこれまでに創作した作品約200点を展示し、宮城さんが作者との思い出などをつづったメッセージパネルが添えられている。また、宮城さん作の着物やガラス工芸も並ぶ。

 このうち、本目俊光さんと本目力さんは、ともに絵画を出品。俊光さんは「どの絵も一生懸命描いた。自由に作品を見てほしい」と話し、力さんは「まり子お母さんに連れていってもらった美術展などを思い出して夢中で描いた。まり子お母さんや私たちの心が皆さんに伝わったらうれしい」と期待している。

 開場時間は午前9時~午後5時。入場料は一般800円、高校生までは400円。27日、9月18、25日の終日と9月4日の午後、9月14、26日の午前は休み。問い合わせは同美術館(電話0266・28・3636)へ。

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