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長野日報社

前回大祭の古御柱 長崎県壱岐市へ 長野県諏訪市で出発式

諏訪市の市民有志でつくる「壱岐市に御柱を贈る会」(会長・金子ゆかり市長)は15日、同市の姉妹都市・長崎県壱岐市へ贈る古御柱の出発式を諏訪市役所の玄関前で行った。前回2016年の諏訪大社御柱祭で曳き建てた本宮二の古御柱。玄界灘を渡り、フェリーで16日に壱岐の島に上陸し、公園に建立される。トラックに積まれた古御柱は市民に見送られ、訪問団より一足先に壱岐市へ向かった。

壱岐市へ古御柱が贈られるのは5回目。諏訪市から諏訪・壱岐友好会のメンバーや市長、議長、諏訪大社大総代有志ら22人が訪問する。今回は新型コロナウイルスの影響で勝本港湾内の海上を船で曳く「海曳き」や、地域住民が参加する「里曳き」は実施せず、諏訪市出身の俳人、河合曽良の墓がある同市勝本町城山の城山公園に重機で建立するという。

出発前の木作りは今月1日に旧東バル跡地で行われ、長さを16・5メートルから約10メートルに調節し、改めて冠落しを施した。出発式では、トラックの荷台に積まれた古御柱が「諏訪の御柱玄界灘を渡り壱岐へ」と書かれた横断幕とともに登場。約1000キロの陸送を担う先発隊7人が激励を受けた。

金子市長は「姉妹都市交流の一大イベント。事故のないよう体調を整えて安全に届けてください。大きな柱とともに気持ちを送ります」とあいさつ。市民や市職員が見守る中、万歳と木やりで出発を見送った。抽籤総代として本宮二を引いた友好会代表の伊藤均史さん(75)は「壱岐市で役目を終える日はぜひ見届けたい。御柱を通じて末永く両市の友好が続いてほしい」と願っていた。

古御柱は高速道路を夜通し走り、16日朝に関門海峡を通過し、博多港からフェリーで玄界灘を渡る。金子市長ら訪問団15人は飛行機を使って同日夕に壱岐市入り。17日に御柱祭の神事に参列する。

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