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北羽新報社

3年ぶり秋田─青森間運行 急行「津軽」に鉄道ファン熱視線

3年ぶりに秋田駅─青森駅間で臨時運行された急行「津軽」(能代市戸草沢で)

 JR奥羽本線の秋田駅─青森駅間で2日、急行「津軽」が臨時運行された。JR東日本の「北東北三県大型観光キャンペーン」に合わせて企画され、同区間での運行は元年7月以来3年ぶり。能代山本の各駅や沿線では県内外の鉄道ファンがカメラを構え、力強く奥羽路を駆け抜ける姿を写真に収める姿が見られた。「津軽」は3日も運転される。
 「津軽」は昭和29年から平成5年までの39年間、上野駅と青森駅間を奥羽本線経由で結んだ夜行急行列車で、出稼ぎや集団就職で上京した人たちが古里に帰る際に乗車する「出世列車」として親しまれた。
 今回のダイヤは下り列車が秋田駅を午前8時25分に出発し、八郎潟、森岳、東能代、二ツ井、鷹ノ巣、大館、青森県に入り碇ケ関、大鰐温泉、弘前、浪岡、新青森の各駅に停車し、午後0時13分に到着。上り列車は青森駅を午後4時3分に出発し、午後7時33分に秋田駅に着く。
 2日は、昭和50年に製造され、秋田総合車両センター(秋田市)を拠点に現役で使われているED75形電気機関車が岩木山とリンゴをイメージしたヘッドマークを付け、青い車体に白いラインが特徴の12系客車5両をけん引した。
 多くの鉄道ファンを乗せた「津軽」は、大久保駅(潟上市)で、かつて豪華寝台列車として名をはせ、臨時列車として上野駅─秋田駅間を青森駅経由で運行する「カシオペア紀行」と離合。鹿渡駅(三種町)では運転停車中に特急「つがる」が「津軽」を追い抜く〝新旧の共演〟もあった。能代山本の各駅や沿線では、カメラを構える〝撮り鉄〟の姿が多く見られ、力強く走る「津軽」を夢中になって写真に収めていた。

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