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蓼科湖で数十年ぶり花火大会復活 10月に大型イベント 長野県茅野市

今秋、湖上花火大会が復活する蓼科湖。音楽物販、体験のブースも多数出店する予定だ

長野県茅野市郊外の蓼科湖で10月15日、湖上花火大会が数十年ぶりに復活することが、20日に同市のマリオローヤル会館で開いたちの観光まちづくり推進機構(DMO)第5回定時社員総会で明らかになった。蓼科エリアの観光や別荘販売などの事業者、茅野市への移住促進に取り組む官民組織などでつくる実行委員会が準備を進めている。

DMOの職員や観光関係者らの記憶を基に総合すると、蓼科湖の花火大会はかつて毎年7月に行われ、少なくとも20年以上前に中止となっていた。復活を望む声がある中、コロナ禍も落ち着きをみせていることなどから、秋の茅野、蓼科観光を盛り上げようと機運が高まり、5月に実行委を立ち上げた。当日は午後7時30分からの打ち上げを予定している。   10月16日には道の駅ビーナスライン蓼科湖、蓼科湖畔で初めて行われる秋の観光イベント「蓼科湖フェス」が行われる。花火大会は同時開催のイベントの位置付け。蓼科湖フェスは午前9時からの予定で、音楽やダンスパフォーマンスのステージ、キッチンカーや地元特産品などの販売、はし作りなどの体験教室、立ち乗りパドルボードのSUP(サップ)や電動アシスト付きスポーツ自転車「eバイク」などが楽しめるプログラムを準備する。

前日15日の同フェスプレイベントでは午後1時30分から、観光客に御柱祭の雰囲気を味わってもらおうと、御柱祭に奉仕する湖東・北山・米沢地区の三友会の協力で湖畔で曳行の体験企画も計画している。

出店ブース、音楽やダンスパフォーマンスなどの出演希望グループ、同フェスの運営ボランティアなどをちのDMOなどで募集していく。総会で花火大会や同フェスの概要を報告した蓼科観光協会の矢崎公二会長代行は「秋の紅葉シーズンに蓼科の良さ、茅野市全体の観光地としての良さを体験してもらうのが今年の大きな目標。秋は皆さんに蓼科湖に集結してもらいたい」と呼び掛けた。

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