全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

伝承への活用に期待  徳之島町立図書館が島口かるた製作

徳之島島口ことわざかるたの絵札と読み札

 鹿児島県徳之島町立図書館の指定管理者「徳之島図書館友の会」は「徳之島島口ことわざかるた」を製作した。里光和恵図書館長が17日に町役場を訪れ、高岡秀規町長に完成を報告。高岡町長は「島口(方言)の伝承に役立つ。かるた大会を開いてみたら面白いのでは」と活用に期待した。

 かるたは同会の指定管理者15周年を記念し、約80万円をかけて200セットを製作。前図書館長の岩下洋一さんが郷土の文献などを参考に監修した。

 絵札のイラストは元図書館職員の大屋幸姫美さんが手掛けた。絵札、読み札各69枚のほか、ことわざの解説文や読み上げた音声を録音したCDも付属し、目と耳で方言を楽しく理解することができる。

 子どもから高齢者まで幅広い世代で活用するため、町内の小中高16校のほか、町内老人クラブへも贈呈する。里光館長は「島の宝の方言の継承に役立ててほしい」と笑顔で話した。

関連記事

紀伊民報社

古道始まりの地をPR 「シオゴリ」モニュメント

 和歌山県田辺市の扇ケ浜に設置された「SHIOGORI(シオゴリ)」の文字をかたどったモニュメントの除幕式が16日にあった。「潮ごり」は熊野詣での事前儀式。熊野古道の世界遺産登録20周年に合わせ...

荘内日報社

北の玄関口地域を担う施設に 日沿道IC隣接 新「道の駅」など遊佐PAT住民..

 日本海沿岸東北自動車道(日沿道)の延伸を見据え、遊佐町が遊佐鳥海インターチェンジ(IC、同町北目)隣接地で、新「道の駅」を中心に2027年度初頭の開業を目指す多機能型休憩施設「遊佐パーキングエリアタ...

ヒグマ骨格標本の製作進む 足寄動物化石博物館でナウマン象記念館と畜大

 ヒグマの全身骨格標本の展示を計画している幕別町の忠類ナウマン象記念館と帯広畜産大学が5日、足寄動物化石博物館で標本作りを行った。同博物館の澤村寛特任学芸員から骨格の構造を学びながら作業を進めた。 ...

脱炭素へ計画認定 奄美空港、鹿児島県内で初 国交省

 鹿児島県が国に申請していた奄美空港(奄美市笠利町)の脱炭素化推進計画について、国土交通省は16日までに認定すると発表した。計画は2050年度の温室効果ガス排出量ゼロを目標に設定し、それに向けた...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク