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9本柱の高倉 かやぶき屋根修復 文化継承へ後継者も育成  和泊町根折保存会

台風で損傷したかやぶき屋根の修復作業を行う根折高倉保存会=19日、鹿児島県和泊町

 鹿児島県和泊町(沖永良部島)の根折高倉保存会(山下幸秀会長)は19日から、同町根折の町歴史民俗資料館の敷地内に保存されている高倉の修復作業を行った。かやぶき屋根の一部が2020年の台風で損傷しており、作業に参加した会員らはススキを屋根の軒に敷いた後、カヤをらせん状に組み上げた。

 同資料館の敷地内ではもともと町の文化財に指定された高倉が保存されていたが、12年に台風の被害を受けて倒壊。町は壊れた高倉の柱9本のうち4本を再利用して18年に復元したが、20年の台風で屋根の一部が被害を受けた。

 保存会によると、修復のために必要なカヤやススキは4トントラック4台分。台風被害がなければ、今後約10年間はふき替えの必要がないという。

 保存会の山下会長(71)は「高倉のふき替え作業は、文化継承のため残していくべき技術。今回の修復には若い世代も2人参加し、後継者も育ってきている」と話した。

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