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宇部日報社

取れたて「はなっこりー」、東京へ空輸 販路拡大に期待【宇部】

コンテナに積み込まれる段ボール詰めのはなっこりー(山口宇部空港で)

 農産品を地方の産地から首都圏などの大消費地に空輸する日本産直空輸(木下真祐央社長)のコーディネート事業を活用し、宇部産の「はなっこりー」が2、3の両日、東京都内のスーパー5店舗で販売される。

 1日に初の空輸が行われ、この日摘んだばかりのはなっこりー5ケース(125袋分)が山口宇部発東京羽田行きのANA700便で送られた。2日も同量を出荷し、実績によっては継続取引につながる可能性もあり、市では販路拡大の一つとして期待している。

 日本産直空輸は、ANA(全日空)グループの社員提案制度から生まれた会社。航空機を利用し、産地から取れたての鮮度のまま消費者に届ける仕組みづくりを目指している。旅客機の貨物スペースを有効活用することで、既存の流通には乗らない少量の農産物、首都圏では出回らない希少品などを扱えるのも、一つのメリットだ。

 今回は同社が求める農産品に対し、ANA山口支店がはなっこりーを提案。市と県ぶちうまやまぐち推進課、県美祢農林水産事務所の協力でJA山口県と連携して実現した。

 2日間にわたり出荷したはなっこりーは、厚東生産組合(杉野栄子組合長)が当日に収穫したもの。JA山口宇部統括本部の田村秀人さんと西部営農センターの笠井正枝さんが山口宇部空港に納入し、空港担当者がコンテナに積み込んだ。

 はなっこりーは、東京都内のイトーヨーカドー5店舗で、おいしく食べられるレシピを添付して販売される。

 田村さんと笠井さんは「生産者にとって、より新鮮な状態で食べてもらえることはもちろん、鮮度という付加価値を付けて売ることができるのはうれしいこと。今後につながれば」と話した。

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