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宇部日報社

山陽小野田市歴史民俗資料館で企画展「火とともにある暮らし―昔の道具展」

火について考えさせてくれる展示会(歴史民俗資料館で)

山陽小野田市歴史民俗資料館の企画展「火とともにある暮らし―昔の道具展」は、同館で開かれており、いろりや炭火アイロン、燭(しょく)台など電気が通っていない時代の生活道具に来館者が関心を寄せている。20日まで。     生きていく上で最も重要な恵みの道具である火をテーマに、昔の生活シーンを垣間見ようと企画した。同館が所蔵している火を扱う道具のうち約150点を▽炊事の道具▽家事の道具▽明かりの道具▽暖をとる道具▽嗜好(しこう)の道具の5分野に分類、展示している。     燭台、有明あんどん、小灯(こともし)、置きランプなど明かりの道具、手焙(あぶ)り、あんか、安全こたつ、火鉢など暖をとる道具、炭火アイロン、火のし、七輪など家事の道具。常設展示の〝いろりのある部屋〟も興味深い。     長さ約1・5メートルの自在かぎは、いろりがある場所で天井からつるされて鍋などを掛けて調理する際に使われていたもので長年、煙でいぶされすすで黒くなっている。江戸時代のものと思われる貴重な櫓(やぐら)ごたつも展示されている。      現在はIH(電磁誘導加熱)こんろ、LED(発光ダイオード)電球、エアコン、電子たばこが普及し火を目にする機会が少なくなっている。若山さやか館長は「一方で、仏様を拝む際のろうそくの火、どんど焼きの浄火などは長く受け継がれている。動画投稿サイトで、たき火の動画が人気と言われるが、企画展を通して改めて火の魅力について考えてもらいたい」と呼び掛けている。        展示会の時間は午前9時~午後4時半。月曜、祝日は休館。

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