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農作物に長雨の影響 収穫や苗植え付けなど 「やむこと祈るしかない」

長雨の影響で大きな水たまりができたサトウキビ畑=23日午後、川原地区

 今年に入ってから続く長雨で、基幹作物のサトウキビやオクラ、カボチャなどの農作物の植え付けや収穫に影響が出始めている。関係者によるとサトウキビの春植えがまったく進んでいないほか、2月中旬から始まるオクラの苗の植え付けや2月から始まっているカボチャの収穫にも影響が出ているといい「干ばつなら散水など対策のしようがあるが、悪天候に対しては雨がやむことを祈ることしかできない」と嘆く。

 気象庁によると石垣島で雨が降らなかった日は、1月で12日間、2月は6日間にとどまっている。降水量も1月は135㍉、2月は124㍉の平年値に対して1月157・5㍉、2月は22日までに215・5㍉と平年を大幅に上回っている。

 23日も朝から雨が降り続く天気となり、石垣島では夕方までに30㍉以上の降雨を観測。この日も農作業ができない一日となった。

 JAおきなわ八重山地区営農振興センターによるとサトウキビの春植えは2月1日から始まる予定だったがまったく進んでおらず、収穫が終わっていないほ場ではさらに遅れる可能性がある。

 カボチャは今後、収穫のピークを迎えるが、長雨が続くと病気などが発生し、品質に影響が出ることが懸念される。

 オクラは2月中旬ごろから苗の植え付けを行うが、今のような天候が続くと3月から4月にずれ込み、収穫時期も短縮せざるを得ないという。

 石垣島製糖では、ハーベスターがぬかるんだほ場に入れないことから、原料のサトウキビの搬入量が足りず数日置きに停止を余儀なくされている。

 サトウキビやパインなどを育てる農家の男性は「2月に入ってから畑に入れない状態が続いている。春植えのための整地もできない。相手が天気なので雨がやむのを待つしかない」とあきらめ顔で話した。

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