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宇部日報社

山口市阿知須に春呼ぶ「ひなもん飾り」

ずらりと並んだひなもん(いぐらの館で)

 山口市の阿知須いぐらの館で、ちりめんや古布で作った「ひなもん」の展示が行われている。色鮮やかなまりやかわいらしい人形、動物などの飾りをあしらったひなもんと、縁起物のちりめん細工約500点が、同地域に一足早い春を告げている。28日まで。

 阿知須商工会ひなもん教室(緒方勝子、藤本慶子代表)のメンバー15人が作品を寄せた。ひなもんは20年前、まちおこしの一環にと緒方さんと藤本さんが中心となって福岡県柳川市の「さげもん」に倣って考案。「子どもの健やかな成長を祈る」というさげもんの由来を大切にしつつ、作り方の一部を簡略化したり、アレンジしたりと独自の工夫を凝らした。

 会場には赤や緑、黄色などの古布やちりめんを使った人形を一列につり下げたひなもんがずらりと並び、古民家を鮮やかに彩っている。訪れた人は「かわいい」「きれい」と観賞したり、写真に収めたりしていた。

 緒方さんと藤本さんは「新型コロナで暗い話題が多いので、見た人に元気になってもらえれば。歴史は浅いが、阿知須地域の伝統として根付いてくれれば」と話していた。

 時間は午前10時~午後4時。16~18、24、25日は休館する。

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