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長野日報社

諏訪湖の御神渡り 長野県諏訪市八剱神社の観察見物

厚さを測定した後の氷を田町さんのイベントの参加者に披露した宮坂宮司(左)=27日午前6時53分

 諏訪湖の結氷と御神渡り(御渡り)の出現について観察を続けている八剱神社(長野県諏訪市小和田)の関係者の様子をひと目見ようと、27日も諏訪市豊田の舟渡川河口近くの湖岸に見物客が集まった。このうち、自然料理家の田町まさよさん(51)=山梨県北杜市=が企画したイベントには15人が参加。湖岸で宮坂清宮司(71)や総代たちの測定、氷の厚さ確認の様子を見守った。

 総代たちの観測によると、同日の水温は1度、気温は氷点下4.5度。宮坂宮司愛用の温度計に不具合が生じるハプニングもあった。

 前日昼に解氷が進んだ諏訪湖は観測を始めた午前6時30分ごろ、沖には水に浮かぶ野鳥の姿があったが、測定を終えて報道陣に状況を報告する日の出直前になると、みるみるうちに湖面が薄氷に覆われた。宮坂宮司は「短時間でこんなにも湖の様子が変わるとは。さっきまで開いていた(氷がなかった)湖面にセミの羽のような薄い氷ができ、一面に広がった。すごい」と話した。

 田町さんら一行は、前日に同神社で開いた鹿児島県奄美地方の伝統発酵飲料「ミキ」の講習会の参加者。凍っていく湖面を見つめた喜多村シャンティーさんは「きりりとした冬の諏訪の空気感、美しい景色、長く続く神社関係者による観察。こんなにすてきな景色と文化がある諏訪はすごい」。偶然にも宮坂宮司と同じ言葉で感想を結んだ。

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