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全18頭上物 最高178万円 キロ単価最高3000円、平均2623円 JA石垣牛枝肉初セリ

18頭の枝肉が取引されたJA石垣牛の枝肉初セリ=7日午前、八重山食肉センター

 JA石垣牛の枝肉初セリが7日、八重山食肉センターで開かれ、18頭全てが競り落とされた。全て4等級以上で上物率100%。1㌔当たり平均単価は2623円で最高値はヤイマ・ブリーダー・ランチの3000円。年末年始の八重山を含めた県内の新型コロナウイルス急拡大の影響で昨年の初セリをそれぞれ320円、530円下回った。1頭当たりの平均は121万6581円、最高価格はメス36カ月の178万4750円(ジロウ牧場)だった。金額は全て税抜き。

 セリ前のセレモニーでJAおきなわ八重山地区本部の石垣信治本部長は「2年間の新型コロナで消費が落ち込んでいる中、積極的な購買に感謝します。本年も活気あふれるセリになるようお願いします。生産者のみなさんへは、さらなるブランドの向上と生産体制の強化を図り、増頭をお願いしたい。協力してコロナを乗り越えよう」と呼び掛けた。

 中山義隆市長は祝辞で「感染症の影響で牛肉の消費が落ち込んだほか、屠畜頭数の減少や子牛価格の下落があり畜産経営は予断を許さない状況。影響を最小限に食い止めるため、臨時交付金等で生産農家を支援したい」と述べた。

 乾杯の音頭をとったJA石垣牛肥育部会の仲大盛吉幸部会長は「年が明けてすぐコロナが猛威を振るっているが、みなさんの力を借りながら一年乗り切っていきたい」と話した。

 初セリには、購買者11人が参加。上場18頭中、上物とされるA―5、A―4等級それぞれ9頭だった。セリでは1頭が単価3000円の値がついたほかは、2900円から2200円で次々と競り落とされた。

 初セリを見守っていた仲大盛部会長は「肉質もよく上物率も100%で全て競り落とされた。ほっとしている」と笑顔を見せた。

 年末年始に急拡大を見せ、収まる気配のない新型コロナについては「観光客が減る中で、いかに地元客に消費してもらえるか。地元にPRしていきたい」と述べた。

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