全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

サンゴ礁文化は観光資源 喜界島でモニターツアー 石垣積み体験も

阿伝集落でサンゴの石垣積みを体験するモニターツアー参加者=8日、鹿児島県喜界町阿伝

 サンゴ礁の恵みに支えられてきた鹿児島県喜界島の「サンゴ礁文化」に注目したモニターツアー(喜界島サンゴ礁科学研究所主催)が7日から3日間開催された。地域の文化と生活を体験する観光プログラムを構築するのが目的。群島内を中心に観光関係者ら8人が参加し、サンゴの石垣が多く残る阿伝集落などを巡り、サンゴの石垣積み体験も行った。

 モニターツアーは、「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた観光庁実証事業」の一環。サンゴ礁の恵みに支えられてきた島の暮らしを文化的な資源として捉え、サンゴ礁文化の保全と地域活性化を目指す。

 参加者は初日、島の中央部に広がる百之台展望台(標高203メートル)などを訪れ、サンゴ礁が隆起してできた喜界島の特徴や集落の特性などを学んだ。2日目は、阿伝集落の魅力を体験するツアー。ガイドの解説を聞きながら集落を散策し、サンゴの石垣保存会の指導の下、石垣積み体験も行った。最終日の9日は、阿伝の泊浜海岸のビーチクリーンなどを行い、意見交換した。

 ツアーに参加した与論民俗村の菊凛太郎さん(29)は「初めて喜界島に来た。与論島も隆起サンゴ礁の島だが、海の環境も集落の構造も違って驚いた」と喜界島の印象を語っていた。

関連記事

紀伊民報社

韓国からチャーター便 白浜空港に700人

 和歌山県白浜町の南紀白浜空港に6日、韓国の仁川国際空港からの国際チャーター便が到着した。今年2月以来3カ月ぶり。9、12、15、18、21日と計6往復し計約700人が県内の観光地などを巡る予定...

苫小牧市と千葉ロッテ スポンサーシップ契約締結 菊地投手をふるさと大使に

苫小牧市とプロ野球・千葉ロッテマリーンズがスポンサーシップ契約を結んだ。7月10日にZOZOマリンスタジアム(千葉市)で同球団主催の公式戦を市の冠協賛試合として開くことを決めたほか、本市出身の菊地...

荘内日報社

鶴岡市藤島地域 フジ棚見頃 初夏の訪れ告げる ふじの花まつり主会期11、12日

 「ふじ(藤)の花」をキーワードにまちづくりを推進している鶴岡市藤島地域で、フジ棚の花が見頃を迎え、空を覆うような紫色の花と甘い香りが初夏の訪れを告げている。  同地域では1992年から地名にちなみ...

ロケット宇宙到達で記念碑 大樹IST、成功から5年 後援団体が町内発射場に

 大樹町の宇宙開発企業インターステラテクノロジズ(IST、稲川貴大社長)が、国内の民間企業として初となるロケットの打ち上げに成功して丸5年、同社の後援団体が大樹町内のロケット発射場に記念碑を設置し...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク