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いつまでぃんがんじゅう 市生年祝式典 茶寿含め354人祝福

あやかりの盃に酒を注ぐ當銘正助さん=23日午後、市民会館大ホール

組踊「八重瀬の万歳」を披露する85歳生年の鳩間昇さん=23日午後、市民会館大ホール

この日のためにつくった「とぅばらーま」を歌い、「いつまでも元気で」と願う知念部長(中央)ら=23日午後、市民会館大ホール

 ことし生年を迎えた高齢者を対象にした2021年石垣市生年祝式典(市主催)が23日午後、市民会館大ホールで行われ、出席した70人が中山義隆市長から頌状と記念品を受け、長寿の祝福を受けた。

 生年祝いを迎えたのは茶寿の108歳が1人、カジマヤーの97歳が59人、85歳が294人。このうち97歳の8人、85歳の62人が式典に足を運んだ。97歳を代表して當銘正助さん(川原)があやかりの盃を中山市長に授けた。

 中山市長は式辞で「地域の伝統を深く愛し、守り、次の世代への継承に取り組まれている皆さんは石垣市の宝。これからも地域の大先輩として指導をお願いしたい」とあいさつ。

 祝宴は、85歳の生年を迎えた鳩間昇さん(鳩間昇古典音楽研究所)の組踊「八重瀬の万歳(えーじぬまんざい)」を幕開け。八重山高校郷土芸能部の知念粋加部長ら34人が「海とぅ山とぅぬ宝ぬ島」をテーマにした芸能を披露し、喜ばれた。

 知念部長はこの日のために「とぅばらーま」をつくり、「八重山の宝は歌と踊り。聞いても歌っても心が元気になる。どうかいつまでも元気でいてください」と方言で歌い上げると、盛んな拍手がわき起こった。

 式典後、當銘さんは「みんなにお祝いされてありがいたい」としみじみと語った。

 式典は例年旧正月に行われるが、ことしは新型コロナウイルス感染拡大のため2度延期となった。

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